資料公開コーナー

第50回【資料公開コーナー】親もとをはなれて暮らす～学童疎開～

平成26年5月13日（火）～7月13日（日）

今年からちょうど70年前の昭和19年（1944）6月30日、閣議において、「学童疎開促進要綱」が決定され、東京都、神奈川県、大阪府など都市の国民学校3～6年生約40万人を、空襲の恐れの少ない地方へ集団で疎開させることになりました。

疎開した児童はお寺や旅館などの宿舎で共同生活をしました。食糧不足で空腹をガマンしたり、十分な学習ができない学校生活で苦労をした多くの児童は、長期間親もとを離れて淋しい思いをしながら、疎開生活を送ったことでしょう。そこで、今回は疎開生活を送っている児童たちを収めた写真を紹介します。

「さつまいもの収穫　昭和19年」

展示内容

（1）額入りで展示

疎開に専用列車で出発する高田第5国民学校の学童たち（昭和19年8月4日）
本堂裏廊下での疎開学童の集合写真（昭和19年）
疎開学童の授業風景（昭和19年10月27日）
食事風景（昭和19年10月）
滝之宮神社の清掃（昭和19年）
床につく学童たち（昭和19年）
河原に遊びに来た疎開学童（昭和19年９月）
合奏する疎開学童（昭和19年9月頃）

（2）ガラスケースで展示

【東京女子高等師範学校附属国民学校の集団疎開の様子（久米川）】（昭和19年頃）

疎開学園正門　面会日の面会人受付
「面会人心得」
食事（3年生男子）
食事（3年生男子）
面会に来園した家族
生徒全員で紙芝居を見る

（3）映像（昭和館オーラルヒストリー）

鶴岡での疎開生活～草薙みさ子さんの体験談～
24人の疎開児童を迎えて～山崎二良さんの体験談～

Licensed by JASRAC

JASRAC許諾
第J190926935号

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