昭和館は平成11年3月の開館以来、これまでに650万人を超える皆様に来館していただいております。
これも、ひとえに皆様方のご支援・ご協力の賜物であり、心より御礼申し上げます。
本年も、1月5日から16日までは、常設展示室は資料交換のため休室とさせていただきますが、その他の室は通常開館しており、その他にも特別企画展「時代をまとう女性たち」(3月~5月)を開催し、夏(7月~9月)には新たなテーマでの特別企画展の開催を予定しています。
更に、春の写真展「子どもたちの戦中・戦後」(3月~5月)を開催し、戦中から戦後にかけて、子どもたちを取り巻く環境がどのように移り変わってきたかという写真を紹介・展示する予定です。秋にも、写真展の開催を予定しています。
なお、巡回特別企画展は、6月に奈良県(奈良市)、12月に宮城県(仙台市)で開催する予定です。宮城県では「しょうけい館」・「平和祈念展示資料館」との3館同時企画展を開催予定です。また、「夏休み3館めぐりスタンプラリー」を始めとする連携事業を進めます。
コロナ禍の難しい状況下ではありますが、感染拡大防止対策を講じながら、創意工夫を凝らして事業の実施に取り組んで参ります。
これからも若い世代の皆様に戦中・戦後における国民生活上の労苦を知っていただくため、各種資料の収集や展示の充実等に努め、更に魅力ある昭和館の運営に努力して参ります。
本年も皆様方のご来館を心からお待ちしております。
令和5年1月
昭和館
館長 伍藤 忠春