昭和館

特別企画展

写真に見る戦中戦後のくらし

3回の記念講演会には受付開始前から行列ができました。 今回の特別企画展には延べ7,700人ものお客様にご来場いただき、盛況のうちに終了しました。

昭和館3階 特別企画展会場 '99年8月22日(日)まで
主催:昭和館 入場無料 6・7階では常設展示(有料)を行っております。

 このたび当館におきましては「写真に見る戦中戦後のくらし」と題し、特別企画展を開催する運びとなりました。
企画展では、戦前から戦後にかけて撮影された記録写真により、当時の人々の生活や街並みを紹介しております。アメリカ人によって撮影された貴重なカラー写真も混じえ、すべて当館所蔵資料で構成しました。

8月15日の終戦記念日前後に、企画展をとおして「戦中・戦後の労苦」を再確認していただきたく存じます。
なお、会期中3階の研修室において、講演会を予定しております。

 

講演会が開催される土曜日を除き毎日、映像資料の上映を行っています。

1回約30分の上映ということもあり、多くの方にお立ちよりいただいています。また上映終了後、5階の映像・音響室で上映に使用したもの以外の映像資料をご覧になる方も多いようです。

映像資料上映

■平日
 午後
 1:30~2:00
 3:00~3:30
■日曜日
 午前
 11:00~11:30
 午後
 1:30~2:00
 3:00~3:30 講演会

講演会

8月7・14・21日開催(3階研修室)
先着100名(定員になり次第締め切りますので、予めご了承下さい)
■受付 午後 1:30~
■開演    2:00~3:30
8月7日(土)
 浜口タカシ先生 『ドキュメント戦後日本「歴史の瞬間」
 報道写真家の目:衝撃と戦慄の日々』
8月14日(土)
 半藤一利先生  『昭和20年8月』
8月21日(土)
 飯沢耕太郎先生 『昭和の記録写真』

講師プロフィール

飯沢耕太郎先生半藤一利先生浜口タカシ先生
写真評論家。
1954年生まれ。
筑波大大学院芸術学研究科博士課程修了。
「日本写真史を歩く」「荒木!」など著書多数。
新著に「写真集の愉しみ」「同時代写真」。


8月21日に写真評論家の飯沢耕太郎氏の講演会が開催されました。

身近な場所に目を向け、淡々と記録しつづけた影山光洋、熊谷元一。二人の写真家の足跡
と作品を紹介しながら、写真のもつ可能性についてお話しいただきました。 
昭和5(1930)年
東京生まれ。東京大学卒後文芸春秋入社。
「週刊文春」「文芸春秋」各編集長、同社専務などを歴任。退社後執筆に専念。「日本のいちばん長い日」「聖断」「漱石先生ぞな、もし」「ノモンハンの夏」ほか多数。
新著に「ソ連が満州に侵攻した夏」。


8月14日に昭和史研究家の半藤一利氏の講演会が開催されました。

主にアメリカ側の視点から終戦への過程をたどるとともに、「マッカーサー回想記」などを
参考にしながら終戦直後の日本の姿をお話しいただきました。
日本写真家協会会員
日本報道写真連盟東日本副委員長
二科会写真部会員・審査員  
神奈川報道写真連盟審査員


8月7日に写真家の浜口タカシ氏の講演会が開催されました。

様々な「歴史の瞬間」を撮り続けてきた浜口氏の写真の一部をスライドで紹介するとともに、報道写真家としての軌跡をお話しいただきました。

会場案内図

お問い合わせ

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TEL.03-3222-2577

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