特別企画展

Special Exhibitions

戦後70 年 昭和20 年という年 ~空襲、終戦、そして復興へ~

この特別企画展は平成27年7月25日(土)~8月30日(日)に開催され、好評の内に終了しました。

開催主旨


 このたび昭和館では、戦後70年「昭和20年という年~空襲、終戦、そして復興へ~」と題して、特別企画展を開催することとなりました。
 昭和20年(1945)初頭より、日本各地では本格化した空襲により被害は拡大し、4月に米軍の沖縄本島上陸、8月6日には広島・9日には長崎に原子爆弾が投下されました。そして8月15日の「玉音放送」により、国民は戦争が終わったことをはじめて知らされました。終戦直後の国内は混乱を極め、人びとは戦時中とは異なる労苦を体験しながら、復興への第一歩を踏み出していきます。
 戦後70年を迎えた今年、本展では激動の昭和20年を「空襲にさらされる日本(1月~8月)」、「終戦 8月15日」、「混乱の中からの出発(9月~12月)」の3つの時期に分け、国内の様子を実物資料の展示を中心に紹介します。

【主催】

昭和館

【会期】

平成27年7月25日(土)~8月30日(日)

【会場】

昭和館3階 特別企画展会場

【入場料】

特別企画展は無料(常設展示室は有料。)

展示構成


プロローグ 年表:太平洋戦争が始まってから昭和20年までの国民生活上の主な出来事

Ⅰ 空襲にさらされる日本 昭和20年1月~8月

 (徴兵/学校生活/疎開/勤労動員/物資の欠乏/東京の空襲/全国の空襲被害/米軍沖縄上陸/国民義勇隊/広島・長崎原子爆弾の投下)
 昭和20年(1945)、前年からはじまった本土への空襲の規模がさらに拡大し、東京をはじめとする大都市だけでなく、地方の都市までもが空襲により甚大な被害を受けるようになっていた。4月には沖縄本島に米軍が上陸し、8月になると広島・長崎に人類史上初の原子爆弾が投下された。


竹槍訓練をする女性たち

竹槍訓練をする女性たち・鹿児島県曽於郡志布志町(現・志布志市)

昭和20年(1945)7月3日
菊池俊吉撮影


伝単

アメリカ軍の飛行機によって散布されたビラのこと。日本語で印刷され、戦意を喪失させるような内容が多く、多数の種類が存在する。これを拾ったものは内容を読まずに警察へ届けなければならなかった

昭和20年(1945)9月2日


原爆瓦

原爆瓦
長崎市浦上の長崎大学医学部の瓦。昭和20年(1945)8月9日の原爆の熱線の直射を受けて表面が溶解し、泡状に固まっている。


空襲を受け煙が立ち上る・東京

空襲を受け煙が立ち上る・東京、数寄屋橋

昭和20年(1945)1月27日
石川光陽撮影


Ⅱ 終戦 8月15日

 (玉音放送/人びとがどのようにとらえたか~手紙、日誌に記された終戦/終戦直後の混乱)
 広島、長崎に原子爆弾が投下されたのち、日本はポツダム宣言の受諾を決定した。
そして昭和20年(1945)8月15日、日本国民にとって忘れることのできない日がやってきた。。

「玉音放送」を聞く人びと

「玉音放送」を聞く人びと・大阪市北区、曾根崎署前

昭和20年(1945)8月15日
朝日新聞社提供


「玉音放送」で終戦を知らされた国民・靖国神社

「玉音放送」で終戦を知らされた国民・靖国神社

昭和20年(1945)8月15日
読売新聞社提供


作文「勅をはいし」

作文「勅をはいし」
 東京都淀橋第四国民学校(現・新宿区立第四小学校)5年生であった島本京子さんが、集団疎開先の群馬県草津温泉で終戦の「玉音放送」を聞いた後に書いた作文。

昭和20年(1945)8月



Ⅲ 混乱の中からの出発 昭和20年9月~12月

(焼け跡でのくらし/GHQの進駐/授業再開/疎開学童の帰宅/復員・引揚げ/戦災孤児/闇市/買い出し/再生品/宝くじ/娯楽の復活/生活の再建)
 終戦を迎え、日本はGHQ(連合国総司令部)の統治を受けながら、新たな第一歩を踏み出した。しかし、戦争がもたらす影響は大きく、家を失い食糧や生活物資が不足するなか、人びとの困難な生活が続いていた。

炊事は野外の焼け跡で

炊事は野外の焼け跡で・東京

昭和20年(1945)11月
毎日新聞社提供


ポスター「救へ 戦災者に凍てつく冬が来る」

ポスター「救へ 戦災者に凍てつく冬が来る」

昭和20年(1945)


特集コーナー 昭和20年の出版物

 昭和20 年に発行された雑誌を紹介する。

エピローグ

 年表:昭和21年(1946)以降の国民生活上の主な出来事


イベント 終了しました


展示解説 

期日

平成27年8月9日(日)・23日(日) 14:00~ (約45分)

場所

昭和館3階特別企画展会場 ※予約不要


TEL.03-3222-2577
担当:昭和館学芸部 藤川・萩谷・吉葉
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