写真展は終了しました。
昭和館では、所蔵写真を通して戦中・戦後のくらしを知っていただくために毎年写真展を開催しています。
今年の春は『うつりゆく昭和の九段下界隈』と題して、九段下とその周辺の写真をご紹介します。
千代田区九段は、古くから桜並木や内濠のほとりなど四季折々の風景を楽しむことのできるスポットが数多くあり、景勝地・行楽地として知られていました。靖国神社や千鳥ケ淵戦没者墓苑には、戦没者への慰霊と平和への思いを胸に今も多くの遺族が訪れます。
戦時中には空襲で甚大な被害をうけ、焼け残った建物の多くが戦後GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)により接収されました。九段下の象徴的な建造物であった「軍人会館」も昭和20年(1945)9月に接収され米軍士官の宿舎や食堂として利用されていました。昭和32年1月に返還後、平成23年(2011)まで日本遺族会がホテルや結婚式場を備える「九段会館」として運営してきました。
時代とともにうつりゆく九段下とその周辺の様子を、お楽しみください。
【会期】 |
令和4年3月19日(土)~5月8日(日) |
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【会場】 |
昭和館2階ひろば(屋外) |
【入場料】 |
無料 |
【後援】 |
千代田区 千代田区教育委員会 |