昭和館図書室では、吉行和子さんの関連本を紹介しています。
昭和10年(1935)、東京生まれ。
女子学院高校在学中に劇団民藝の研究生となり、昭和32年(1957)舞台「アンネの日記」で初主演を果たしました。ドラマ「3年B組金八先生」、NHKの連続テレビ小説「ごちそうさん」、映画「にあんちゃん」など数多くのドラマや映画に出演。平成26年(2014)には、映画「東京家族」で日本アカデミー賞の優秀主演女優賞を受賞しました。
美容師だった母のあぐりさんは、NHK連続テレビ小説「あぐり」のモデル。父のエイスケさんと兄の淳之介さんが作家、妹の理恵さんが詩人という文筆一家で、自身もエッセイストとしても活躍し、『どこまで演れば気がすむの』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。
『ランドセル燃えた!』では、もんぺの思い出や疎開先の生活、終戦の日のことなどについて語っています。
紹介期間:令和7年(2025)9月11日(木)~10月12日(日)