昭和館図書室入口のガラスケースでは、「戦争が終わったあとの子どもたち」をテーマに資料を紹介しています。
長く続いた戦争は、子どもたちの生活にも大きな影響を与えました。
昭和20年(1945)8月15日に戦争は終わり、9月から学校が再開されました。しかし全国の主要都市が焦土と化し、家や家族を失った子どもがいたり、校舎や教具がなかったりした中での出発となりました。
疎開児童たちの引き揚げには時間がかかり、やがて再開された学校では教科書の墨塗りが始まりました。図書室で所蔵する『アサヒグラフ』(朝日新聞社発行)から、戦後の子どもたちの姿を写した誌面をご紹介します。
紹介期間:令和7年(2025)9月2日(火)~10月31日(金)
★以下の資料をガラスケースで紹介しています。
『アサヒグラフ 昭和20年11月25日 = 第44巻第37号』朝日新聞社 1945
(請求記号:051/A82/1945-11 資料番号:160003073)
『アサヒグラフ 昭和21年1月5日 = 第45巻第1号』朝日新聞社 1946
(請求記号:051/A82/1946-1 資料番号:100010894)