【追悼長嶋茂雄さん】

【追悼　長嶋茂雄さん】

昭和館図書室では、長嶋茂雄さんの関連本を紹介しています。

昭和11年（1936）2月、千葉県生まれ。小学4年生のときに野球を始め、佐倉一高から立教大学へ進学。大学時代には「六大学野球が生んだ最高のスーパースター」といわれ、大きな期待を背負ってプロ野球選手になりました。昭和33年に読売ジャイアンツに入団。通算成績は、安打2471・本塁打444・打点1522・打率.305。数々の名試合・名場面のなかでも、昭和34年にプロ野球で初めて行われた天覧試合で、9回裏にサヨナラホームランを放ったのは多くの人の記憶に残ります。引退試合では「我が巨人軍は永久に不滅です」という球史に残る名言を残しました。2013年に国民栄誉賞を受賞。2021年に野球界では初となる文化勲章を受章しました。

『「文芸春秋」にみる昭和史　第3巻』収録の『「ジャイアンツ」と私』は、昭和55年に巨人の監督を辞任した直後の心境を語ったものですが、初めてボールを握った少年時代から立教時代、ジャイアンツ時代を振り返っています。また、『真説日本野球史　昭和篇　その8』では、六大学リーグの本塁打記録を破り、新記録を樹立したエピソードなどを紹介しています。

このほか長嶋茂雄さんが表紙の雑誌、関連図書も所蔵していますのでご利用ください。