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【第93回 資料公開コーナー】白球の軌跡~人々を魅了した野球~

展示期間:令和6年7月2日(火)~9月29日(日) 会場:昭和館1階ロビー

今年、令和6年(2024)は阪神甲子園球場100周年、読売ジャイアンツ90周年の年です。
明治初期に日本に伝わった野球は、学生野球を中心に人気が過熱していきます。
大正13年(1924)、広い球場を必要として甲子園大運動場(現:阪神甲子園球場)が造られ、全国中等学校優勝野球大会(夏の甲子園大会)はこの年から甲子園球場での開催となりました。応援の過熱で中止していた早慶戦も大正14年(1925)に復活し、六大学リーグが始まります。
プロ野球は、昭和9年(1934)に大日本東京野球倶楽部(現:読売ジャイアンツ)がプロ野球団として発足したことをきっかけに、昭和11年(1936)より7球団で公式戦を開始します。
しかし、昭和2年(1927)に施行された兵役法や、すでに満洲事変がおこっていたことで選手の召集もあり、さまざまな野球への制限も行われていく中で試合を続けていこうとしますが、昭和19年(1944)に全ての試合が中止となります。終戦を迎え、その年の11月には早慶戦とプロ野球が復活します。
今回の資料公開コーナーでは、野球にまつわる戦前・戦中・戦後の様々なトピックを所蔵資料で紹介します。

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