会期:令和8年1月6日(火)~3月31日(火) ※期間中、工事のため観覧できない場合あり。
会場:昭和館1階ロビー
入場料:無料
東京都中野区にある児童養護施設「愛児の家」は、主婦の石綿貞代(いしわた さたよ)(1897~1989)がひとりの戦災孤児を引き取ったことから始まりました。
昭和20年(1945)8月15日、長きにわたった戦争は終結しましたが、街にはたくさんの戦災孤児が遺されました。厚生省(現・厚生労働省)が昭和23年に実施した「全国孤児一斉調査結果」によると12万人以上の孤児がいたとされています。孤児たちの中には路上で生活している者も多く、治安や福祉の観点から対策が必要とされました。
戦前から奉仕の精神で弱い立場にあった人々を助けてきた貞代は自宅を開放し、私財を投じて戦災孤児たちと一緒に暮らし始めます。子どもたちは貞代を「ママ」と呼び、「石綿さんちの子」として育っていきました。
昭和館は令和5年(2023)、母とともに孤児を保護し育てた、石綿裕(いしわた ひろ)さんの証言映像(オーラルヒストリー)を撮影しました。
このことをきっかけに、愛児の家が所蔵する写真の寄贈を受け、約3,000点を収蔵いたしました。今回、その中から草創期である昭和21年~30年に撮影された写真を紹介します。


展示関連資料
・1階 ロビーでは、「母と共に 戦災孤児たちと「愛児の家」で暮らす~石綿裕さんの体験談~」(昭和館オーラルヒストリー)を上映しています。
・4階 図書室では、展示に関連する図書資料をご紹介しています。
・5階 映像・音響室では、新たに収蔵した愛児の家の写真を全点ご覧いただけます。 この機会に是非ご来館ください。