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【石川光陽写真展のお知らせ】

昭和館では、令和6年(2024)11月から令和7年12月まで約1年間、所蔵する9,600点あまりの石川光陽の写真から厳選し、3 期にわけて写真展を開催してきました。

2階ひろばでは「石川光陽写真展 第3期 終戦・復興する東京」を開催中です。空襲で焼けた国会議事堂や渋谷駅の周辺、戦後の闇市や戦災孤児たちの様子がご覧いただけます。また、台風の被災者を見舞われる昭和天皇、闇物資の取り締まりやメーデーの騒動など、当時話題となった出来事や事件・事故をとらえた光陽の写真もご紹介しています。第3期 終戦・復興する東京は12月21日(日)までの開催となります。

また引き続き、3階の特別企画展会場ではリバイバル展示「石川光陽写真展 戦時下の東京」を開催いたします。令和7年(2025)3月から6月にかけて開催した、「第2期 戦時下の東京」で展示した写真を改めてご覧いただけます。バケツリレーの消火訓練など空襲へ備える人々や出征する学徒たちの壮行会の様子のほか、当時の警視総監から特命を受けて記録した東京の空襲被害状況を光陽の手記と共に紹介しています。リバイバル展示は12月26日(金)まで開催します。

戦後80年の節目の年が終わろうとしている今、ぜひこの機会に昭和館へお立ち寄りください。


石川光陽の略歴

石川光陽(本名 石川武雄)は、明治37 年(1904)福井県に生まれました。昭和2 年(1927)に警視庁へ入庁し、昭和38年(1963)に依願退職するまで警察官の立場から昭和を記録しました。とりわけ戦中の空襲被害については、警視総監から特命を受けて記録したもので、戦争の悲惨さを現代に伝えています。また、東京に暮らす一市民として、何気ない日常を写真に収めています。


戦後80年特別企画写真展「石川光陽写真展 第3期 終戦・復興する東京」

 会期:令和7年7月5日(土)~12月21日(日)

 会場:昭和館2階ひろば

 開館時間:10:00~17:30(入館は17:00まで)

 休館日:月曜日(祝日または振替休日の場合開館、翌日休館)

 後援:千代田区・千代田区教育委員会

 詳細はコチラ https://www.showakan.go.jp/photo/photo-exhibitionr070705/


・戦後80年特別企画リバイバル展示「石川光陽写真展 戦時下の東京」

 会期:令和7年12月16日(火)~12月26日(金)

 会場:昭和館3階特別企画展会場

 開館時間:10:00~17:30(入館は17:00まで)

 休館日:月曜日(12月22日)

 詳細はコチラ https://www.showakan.go.jp/photo/photo-exhibitionr071216/


※12月21日(日)は開館時間を10:00~15:30(入館時間は15:00まで)とさせていただきます。

昭和館公式ホームページをご確認の上ご来場ください。 https://www.showakan.go.jp

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