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【追悼 岩崎京子さん】

昭和館図書室では、岩崎京子さんの関連本を紹介しています。

大正11年(1922)、東京生まれ。
岩崎さんは高校卒業後、与田準一に師事し、児童文学の創作をおこないました。昭和34年(1959)に短編『さぎ』で日本児童文学者協会新人賞を受賞後、『花咲か』、『かさこじぞう』、『原爆の火』など数々の作品を世に送り出しました。
『私の八月十五日 2』は昭和20年(1945)、会社勤めをしていた岩崎さんが、空襲警報が発令され避難した地下壕で死を覚悟した時の体験が書かれています。『一九四一黄色い蝶』は三人姉妹の長女だった岩崎さんの自伝的作品です。

一九四一黄色い蝶』岩崎京子 作者 くもん出版 2004
(請求記号:913/I96 資料番号:060002692)

私の八月十五日 2 戦後七十年の肉声』8・15朗読収録プロジェクト実行委員会 編 今人舎 2015
(請求記号:916/W47/2 資料番号:000061635)

紹介期間:令和7年7月20日(日)~8月24日(日)

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