「語り部」 育成事業

A Storyteller

伝えたい、戦中・戦後の記憶 戦後世代の伝承者 「語り部」 育成事業を実施しています。

昭和館は、戦没者遺族、親元を離れ学童疎開した子どもたち、空襲により家や家族を失った人々、海外からの引揚者等、戦中・戦後の国民が体験した労苦を次の世代に伝える国立の施設です。
戦後70年余りが経過し、戦中・戦後の労苦を体験された方々が高齢となり、当時のことを語り継いでいくことが難しくなっています。
昭和館では、国民が体験した戦中・戦後のくらしの上での様々な労苦を後世に語り継いでいく、戦後世代の伝承者「語り部」の育成事業を実施しています。

【研修概要】

月1~2回程度研修(日曜を予定)を実施します。
●1年目:当時の体験の聞き取り、語り部としての基礎知識、話法技術等の習得
●2~3年目:語り部講話演習、実習によるスキルアップ
◎育成修了後は、昭和館から委嘱を受け、語り部として講話等活動をしていただきます。

「語り部」 育成事業 第2期生

2期生第7回研修 (「統制下の暮らし」3月25日実施)

昭和13年に施行された「国家総動員法」のもとで出された法令などにより、戦前・戦中の人々の生活がどのような統制を受けたのかについて、配給などの側面とあわせて学習するとともに、当時のニュース映像にみる状況を確認しました。
また、開催中の特別企画展『希望を追いかけて~フロリダ州立大学所蔵写真展~』の展示解説を実施しました。


2期生第6回研修(軍事郵便に見る「家族への想い」 2月25日実施)

軍事郵便を通して戦地の兵士と銃後に在るその家族との繋がりについて学びました。
前半は、日本における軍事郵便の制度と歴史についての講義を行い、後半は、戦中にやり取りされた軍事郵便はがきを資料として、実際にテクストを解読する演習を行いました。
資料の背景にある当時の状況や人々の想いをいかに読取るかは、語り部として活動するために、今後も継続してゆくべき課題です。


2期生第5回研修(「昭和10年頃の家庭」「家族の別れ」 1月28日実施)

当館の展示テーマに沿った講義を開始しました。
「昭和10年頃の家庭」では都市、地方のそれぞれの衣食住の状況、当時の世相などを写真や映像を使いながら学び、「家族の別れ」では兵役の義務について、召集の形態や、兵士の見送りの変遷などを、千人針をはじめとする実物資料から学びました。


2期生第4回研修(時代の諸相 戦前・戦中・戦後 12月24日実施)

昭和10年頃から20年までの国家総動員体制、経済統制や兵役制度の移り変わり、戦後の占領政策や各改革、昭和30年頃までの経済復興への道のりといった時代の諸相を、波多野澄雄先生(アジア歴史センター長)の講義で学びました。


2期生第3回研修(昭和10~30年の社会経済史 11月26日実施)


2期生第2回研修(オリエンテーション 10月22日実施)


2期生第1回研修(昭和館の概要等 10月1日実施)

「語り部」 育成事業 第1期生

1期生第18回研修(中間発表・意見交換会 3月11日実施)

3ヵ年全36回の語り部研修も折り返し点に差し掛かりました。今回は、研修後半を迎えるにあたっての中間発表・意見交換会を実施しました。
前半はこれまでの研修で学んだことやもっと研修しなければならないと考えていることについて、後半は語り部に必要な心構えや抱負・期待についてをテーマに、研修生一人ひとりが発表し、他の研修生と共有しながら活発な意見交換を行いました。


1期生第17回研修(落語と映像で学ぶ「東京大空襲」・柳家さん八氏との交流会 2月11日実施)

落語家の柳家さん八氏を招いて開催したイベント『落語と映像で学ぶ「東京大空襲」』を鑑賞後、さん八氏との交流会を実施しました。実際に戦争を体験していない世代がリアリティをもって戦争を語ることはできるのか、小学生を対象に語る場合に留意すべき点は何か、など、落語を通して戦争の労苦を伝える活動を続けるさん八氏ならではのアドバイスを受け、「語ること」の可能性と難しさについて、改めて思いを巡らす機会となりました。


1期生第16回研修(「子どもたちの戦後」「復興に向けて」1月14日実施)

戦後混乱期から高度経済成長期までを2つのテーマに絞り学びました。
前半の「子どもたちの戦後」では、青空教室や墨塗り教科書などをキーワードに、学校教育を取り巻く環境・価値観の急激な変化の様子を把握するとともに、戦争によって家族を亡くした子供たちの労苦について、オーラルヒストリーを交えて理解を深めました。
後半の「復興に向けて」では、GHQ占領下での輸出の再開から、経済白書に「もはや戦後ではない」と謳われ、高度経済成長期に突入するまでの国民生活上の変化を、電化製品の普及や住宅事情の変化を中心に整理しました。


1期生第15回研修(時代の諸相(3)復員・引揚げと戦没者慰霊(4)高度経済成長-その条件と遺産 12月10日実施)

復員・引揚げなど、戦争の代償として多くの国民が労苦を味わった戦後混乱期から、世界史上類を見ない驚異的な発展を見せた高度経済成長期へ。わずかな期間で目まぐるしい変化を遂げた昭和20~30年代という時代の光と影について、波多野澄雄先生(国立公文書館アジア歴史資料センター長)による講義で学びを深めました。


1期生第14回研修(舞鶴引揚記念館見学 11月5日実施)


1期生第13回研修(今吉孝夫氏との交流会 10月8日実施)


第12回研修(銃後のくらしと空襲、そして終戦 9月10日実施)


第11回研修(戦中の子どもの暮らし 8月13日実施)


第10回 話法研修(2回目 7月2日実施)


第9回 話法研修(1回目 6月11日実施)


第8回研修(「個人発表及びグループ討議」5月14日実施)


第7回研修(「統制下の暮らし」4月9日実施)


第6回研修(「昭和10年頃の家庭」3月12日実施)


第5回研修(「家族の別れ」「家族への想い」2月12日実施)


第4回研修(「博物館とは」「図書、映像・音響について」1月15日実施)


第3回研修(「昭和10~30年の社会経済史」12月11日実施)


第2回研修(「時代の様相 —戦前・戦中・戦後—」11月6日実施)


第1回研修(「昭和館の概要等」10月16日実施)


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