「語り部」 育成事業

A Storyteller

伝えたい、戦中・戦後の記憶 戦後世代の伝承者 「語り部」 育成事業を実施しています。

昭和館は、戦没者遺族、親元を離れ学童疎開した子どもたち、空襲により家や家族を失った人々、海外からの引揚者等、戦中・戦後の国民が体験した労苦を次の世代に伝える国立の施設です。
戦後70年余りが経過し、戦中・戦後の労苦を体験された方々が高齢となり、当時のことを語り継いでいくことが難しくなっています。
昭和館では、国民が体験した戦中・戦後のくらしの上での様々な労苦を後世に語り継いでいく、戦後世代の伝承者「語り部」の育成事業を実施しています。

【研修概要】

月1回研修(日曜を予定)を実施します。
●1年目:当時の体験の聞き取り、語り部としての基礎知識、話法技術等の習得
●2~3年目:語り部講話演習、実習によるスキルアップ
◎育成修了後は、昭和館から委嘱を受け、語り部として講話等活動をしていただきます。

「語り部」 育成事業 第3期生

「戦後世代の語り部」第3期研修生を募集します

※詳しくはこちら

「語り部」 育成事業 第2期生

2期生第11回研修 (「廃墟からの出発」「残された家族」平成30年7月22日実施)

「廃墟からの出発」「残された家族」と題して、様々な労苦が戦後まで続いたことを学びました。講義前半では、食糧難、住宅難、占領下での新しい文化の隆興、国外からの復員、引揚げなどについて確認し、後半は、戦没者遺族のオーラルヒストリーを視聴し、戦没者遺児の作文を読むことで、当時の人々の状況に思いを巡らせました。


2期生第10回研修(「銃後の暮らしと空襲、そして終戦」平成30年6月24日実施)

講義前半では、戦局の激化に伴い「銃後の備え」のスローガンのもと、国民の生活が防空体制に組み込まれていく様子を、隣組、婦人会、灯火管制、防空壕、建物疎開などトピック毎に確認しました。
後半は、日本本土を襲った空襲の惨禍について、オーラルヒストリーやニュース映画、写真などを交えて理解を深めました。また、玉音放送を聞きながら、終戦の詔書の内容について学びました。


2期生第9回研修 (「東京大空襲の被災地をめぐる」平成30年5月27日実施)

次回6月24日に実施する第10回研修「銃後の備えと空襲」の内容をより深く理解するために、東京都内の戦跡を訪ねるフィールドワークを行いました。
昭和20年3月10日の空襲により、大きな被害があった隅田川東岸側の慰霊地や多くの死傷者を出した言問橋などを見学することで、当時の出来事を風化させないための試みが各所でなされていることを実感しました。また、戦前の住居建築が残る小島・鳥越地区を散策したことは、戦災によって失われた町並みや人々の生活について考えるための一助となりました。


2期生第8回研修 (「戦中の子どもの暮らし」平成30年4月22日実施)

尋常小学校が国民学校になった昭和16年。その頃から「少国民」と呼ばれはじめた子どもたちの暮らしぶりや学校生活について、また戦況の悪化により実施された学童疎開、勤労動員について学びました。
座学形式に加え、展示室で実物資料を見学したり、体験者のオーラルヒストリーを視聴したりと、多角的なアプローチによって、少しでも戦中の人びとの労苦に近づくことを目指した講義になりました。


2期生第7回研修 (「統制下の暮らし」平成30年3月25日実施)


2期生第6回研修(軍事郵便に見る「家族への想い」 平成30年2月25日実施)


2期生第5回研修(「昭和10年頃の家庭」「家族の別れ」 平成30年1月28日実施)


2期生第4回研修(時代の諸相 戦前・戦中・戦後 平成29年12月24日実施)


2期生第3回研修(昭和10~30年の社会経済史 平成29年11月26日実施)


2期生第2回研修(オリエンテーション 平成29年10月22日実施)


2期生第1回研修(昭和館の概要等 平成29年10月1日実施)

「語り部」 育成事業 第1期生

1期生第22回研修 (「青木平衞さんの体験から学ぶ」平成30年7月8日実施)

疎開、空襲、占領を体験された青木平衞さんをお招きして、当時の労苦を伺いました。昭和7(1939)年生まれの青木さんは、昭和19年、小学校6年生の夏に神奈川県下の湯河原に集団疎開し、翌20年、進学のため帰宅した横浜で大空襲に遭遇。戦後も占領下の横浜で過ごしてこられました。オーラルヒストリーや疎開ジオラマの作成、小中学生をはじめとする横浜の人々に向けた講演、様々な形で後の世代に戦争を伝える活動をなさっている青木さんの姿から、「戦後世代の語り部」を目指す研修生たちも大いに刺激を受けました。


1期生第21回研修(星野光世さんの体験から学ぶ 平成30年6月10日実施)

戦争体験者の星野光世さんをお招きし交流会を実施しました。星野さんは、疎開中に空襲で両親や兄弟を亡くし戦災孤児となりました。当時の辛い経験を、ご自身が描いた本や絵をとおして語り継ぐ活動を続けられています。
星野さんの体験を時系列で紹介しながら、その時々のエピソードや心境などについてお話しいただきました。血のつながった親戚に身売りされそうになり、戦争が人の心を狂わせることを身をもって経験された星野さんの語りは、研修生一人ひとりの心に深く響くものがありました。


1期生第20回研修 (「新垣文子さんの体験から学ぶ」平成30年5月12日実施)

沖縄戦体験者の新垣文子さんをお招きし、体験談を伺いました。昭和7年生まれの新垣さんは、米軍による沖縄の攻撃に巻き込まれ、昭和20年6月、顔に大きな傷を負います。
研修生からの質問とオーラルヒストリーの映像を交えつつ、戦中の避難生活や、負傷後も気丈に生きてこられた戦後の労苦についてお話いただきました。
ご自身の体験をはじめとする戦争の事を後の世代に伝えて欲しい、という新垣さんからいただいた言葉は、語り部を目指す上で大切に受け止めるべきものとなりました。


1期生第19回研修(横山譲二氏の体験から学ぶ 平成30年4月8日実施)

戦争体験者の横山譲二氏をお招きし、交流会を実施しました。横山氏は昭和2年(1927)生まれ。師範学校在学中の勤労動員や空襲体験、終戦後の教員生活など波乱万丈な半生について、オーラルヒストリーを交えながらお話しいただきました。
その後、戦中の学校制度や勤労動員中の寮生活、戦後の教育方針転換の影響、横山氏の赴任先である八丈島についてなど、研修生から出された様々な質問にお答えいただきました。横山氏の貴重な体験談からは、文献では得られない多くの学びを得ることができました。


1期生第18回研修(中間発表・意見交換会 平成30年3月11日実施)


1期生第17回研修(落語と映像で学ぶ「東京大空襲」・柳家さん八氏との交流会 平成30年2月11日実施)


1期生第16回研修(「子どもたちの戦後」「復興に向けて」平成30年1月14日実施)


1期生第15回研修(時代の諸相(3)復員・引揚げと戦没者慰霊(4)高度経済成長-その条件と遺産 平成29年12月10日実施)


1期生第14回研修(舞鶴引揚記念館見学 平成29年11月5日実施)


1期生第13回研修(今吉孝夫氏との交流会 平成29年10月8日実施)


第12回研修(銃後のくらしと空襲、そして終戦 平成29年9月10日実施)


第11回研修(戦中の子どもの暮らし 平成29年8月13日実施)


第10回 話法研修(2回目 平成29年7月2日実施)


第9回 話法研修(1回目 平成29年6月11日実施)


第8回研修(「個人発表及びグループ討議」平成29年5月14日実施)


第7回研修(「統制下の暮らし」平成29年4月9日実施)


第6回研修(「昭和10年頃の家庭」平成29年3月12日実施)


第5回研修(「家族の別れ」「家族への想い」平成29年2月12日実施)


第4回研修(「博物館とは」「図書、映像・音響について」平成29年1月15日実施)


第3回研修(「昭和10~30年の社会経済史」平成28年12月11日実施)


第2回研修(「時代の様相 —戦前・戦中・戦後—」平成28年11月6日実施)


第1回研修(「昭和館の概要等」平成28年10月16日実施)


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